【圧倒的に賢そう】論文作成に使われるハーバードスタイルとは?

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イギリス留学中のYukiです。留学先では、本当にたくさんの資料を読みます。別にただ読書しているわけではなく、文献を読むことで課題に取り組むにあたって必要な知識や考え方を探します。その時に出くわすのが「ハーバードスタイル」のような~スタイルという表現。今回は文献の引用方法について概要をお伝えします。

※注意※

概要は説明しているものの、引用の方法・記載の方法は大学・学科・目的によって異なります。なお、基本的には以下のサイトの”教育分野”に基づいて説明をしています。

Referencing styles - University of Warwick Library

Harvard is a commonly used author-date style. There are lots of different Harvard styles, so please make sure that you are using a version that your department recognises. The differences between the different styles relates to which parts of the reference are put into capitals, brackets, bold and italics. The order in which you cite the different parts of the reference remains the same

The University of Warwick 公式サイトより

そもそも「スタイル」って何?

スタイルとは、参考文献の記述の方法です。論文(またはassignment)を書くにあたっては、literature leviewという先行研究で何が行われていたかを把握する作業を行います。簡単に言うと、同じtopicで行われていた過去の研究を読む作業です。

後ほど自分の論文にそのアイデアを使う場合、「これは〇〇さんが言っていたんだけど、、、」と書かなければなりません。書き方にはいくつか種類があって、その書き方のことを「スタイル」と言います。

スタイルは、自分で勝手に選べません。大学での課題や論文の場合、大学が「このスタイルで書いてね。」と指定をしています。

なぜ「スタイル」にそって引用する必要があるのか?

それは「剽窃」をさけるためです。簡単に言うと、パクリですね。基本的には、誰かの論文に書かれていたアイデアを使用したい場合、そのまま使ってはいけません。パラフレーズをしたうえで、どこで発行された誰の論文またはアイデアなのかを示さなければなりません。

文章中で引用であることを示す場合

「これは〇〇さんが言っていたんだけど、、、」とどうやって表すのかというと、主に2パターンあります。

①Jarvis (2007) argues that...

②Lifelong learning is a key component fo an effective learning society (Jarvis, 2007)

①は姓(出版された年)argues that...と文章を繋げます。このargueもやっかいなのですが、今回説明は割愛します。②の場合は、アイデアを先に書いておいて、同じことを括弧の中で説明します。

※文章の言葉をそのまま引用する場合の書き方もあります。

参考文献の書き方

文章で引用していることを示した後には、巻末に詳細を記載します。基本的には、以下の順番で記載します。

①姓+イニシャル

②発表された年

③論文のタイトル

④ジャーナルの名前や出版社等

論文だけでなく、本やwebサイトを引用する場合もあります。それぞれの書き方をご紹介します。

本を引用する場合

Jarvis, P. (2007) Globalisation, lifelong learning and the learning society: sociological perspectives. London: Routledge

①Jarvis, P. 姓+イニシャル

②(2007)  発表された年

③Globalisation, lifelong learning and the learning society: sociological perspectives. タイトル

④London: Routledge 出版社

ジャーナルを引用する場合

Altbach, P.G. & Knight, J. (2007 ) The internationalization of higher education: motivations and realities. Journal of studies in international education, 11(3-4):290-305.

①Altbach, P.G. & Knight, J. 姓+イニシャル & 姓+イニシャル

②(2007 ) 出版された年

③The internationalization of higher education: motivations and realities. タイトル

④Journal of studies in international education, ジャーナル名

⑤11(3-4):290-305.  巻, 章, ページ番号

→電子ジャーナルの場合は、URLかDOIのようなアクセス方法を記載する。

※Abailable from: http://0-dx.doi.org.pugwash.lib.warwick.as.uk/10.1007/1-4020-2960-8 (Accessed 30 September 2014).

Webページの場合

Coughlan, S. (2014) Iran's student to have US online courses [online] 

Available from: http://www.bbc.co.uk/news/business-27637817(Accessed 09 September 2014)

①Coughlan, S. 姓+イニシャル

②(2014)    発表された年

③Iran's student to have US online courses [online]  タイトル

④Available from: http://www.bbc.co.uk/news/business-27637817(Accessed 09 September 2014) アクセス先

参考文献の並べ方

 

1つずつ基本構造にそって表記したら、今度は順番を整えます。例えば、辞書には言葉がアルファベット順に並んでいますよね。論文でも、参考文献の並べ方が決まっています。

姓のアルファベット順に並べる。

基本的な原則はこれです。あとは、同じ著者の論文がある場合や、複数人著者がいた場合のルールもあります。覚えるという類のものではないので、適宜資料を確認しながら並べるといいと思います。

Harvard Reference Systemの使い方 | Emerald Publishing

最後に

いかがだったでしょうか。1学期は「課題が書き終わった!!」と思うと、この作業が残っていて絶望を感じてしまいました。しかし、Endnoteというような自動で記載を完了させてくれるソフトの使い方を覚え、作業が少し楽になりました。次回はそのような文献整理ソフトについて触れていきたいと思います。

今回文中に出てくる論文や資料は、こちらから引用しています。どなたでも確認できますので、詳細はこちらからご確認ください。

https://warwick.ac.uk/services/library/students/referencing/referencing-styles/harvard-referencing-guide.pdf

 

www.takamaru.tokyo