【インタビュー】@パパママ応援団長「牧弥佑」さんにお話を伺いました。

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 今回は、高校2年生牧 弥佑(まき みゆう)さんにお話を伺いました。弥佑さんは、これからの時代に必要な教育を高校生自ら創造する”Thinkyo 愛知”という団体で活躍されています。イベント運営だけでなく、ビジネスコンテストにも積極的に参加されているそうです。今回は、弥佑さんの原動力に迫りました。

 

 

どんな活動をしているのでしょうか?

 

紹介にもあったように、現在”Thinkyo 愛知”という団体で活動していいます。この団体は、高校生主体の活動です。高校生自らが、自分たちに必要な”学校の形”を探求しています。直近では、キャリア教育に焦点を当てたイベントを開催する予定です。

 

 

活動を始めたきっかけは?

 

経済的な環境や家庭的な環境に、その人の人生が影響されてしまうことに疑問を抱いたことがきっかけです。解決策は様々あると思いまが、私は「家庭への支援」が効果的なのではないかと考えています。そのため、「頑張るパパママを応援する。」というコンセプトを掲げ、イベントへ参加したり自分でイベントを運営したりし始めました。

 

 

どんな活動から始めましたか?

 

現在通っている高校の授業をヒントに、学外のイベントに参加しはじめました。

私は名城大学付属高校の国際クラスに通っています。このコースには特徴的な授業があります。それは、教科の学習とは別に、国際問題社会問題ついて考え、自ら課題を発見し発表するという授業です。大学の論文に似ているのかなと思っています。それまで触れることのなかった社会問題や国際問題に触れることができたのが衝撃でした。

そのことに関連している学外のイベントを高校で教えてもらったので、参加してみることにしました。

 

  

一番最初に参加したイベントを覚えていますか?

 

たぶん、「高山グローバルサマーフェスタ」というイベントだったと思います。そのイベントは、グローバルリーダーとは何か?ということについて考える4日間のキャンプでした。

もともとグローバルリーダーって何、グローバルリーダーになるためにはどうしたらいい?という事に興味があったのですが、ぼんやりとしたものでした。しかし、そのキャンプで実際に社会で活躍されている方や大学生の話を聞いたり、参加した仲間と話し合ったりすることで、少しずつ明確になってきたことを覚えています。

 

 

 

身近な人で尊敬している人はいますか?

 

いま私が活動している団体の Thinkyo 愛知で、もともと代表を務めていた方を尊敬しています。

その方と話すと、悩んでいたことがすぐ解決してしまうんです。私が考えるべきことはそれだったんだなって、核心を突いてくれるというか。もちろん、行動力もあるし、向上心があるところも尊敬しています。

 

他にも、いま一緒に活動している中にも尊敬できる人がいます。

 

その方は、いま話した方とは違うんですけど、なんでもできてしまうんですよ。相談すると、必ずいいところを見つけて伝えてくれる。それで終わりじゃなくて、褒めてくれた上で、アイデアをさらによくしてくれるんです。「そう!それ私が欲しかったこと!」という感じのことを、いとも簡単にやってくれます。

 

こうやって話していると、私の周りには本当にすごい人が多いですね。だって、尊敬する人はまだまだ話せます。決して自分の事を低く見積もっているということではないのですが・・・。家族もリーダーシップがある人たちばかりなので負けないように頑張ってます。

 

 

 

リーダーとして大切にしていることはなんですか?

 

太鼓長として活動をしているときに、なかなか思うようにうまくいかなくて、どうしたら全員が付いてきてくれるんだろうなと悩んだんですよ。その時に友達にも相談したんですけど、家に帰って家族に相談したら一発でこうすればいいじゃんという腑に落ちる回答が返ってきました。

 

そのアドバイスの一つ目は、何をしたくてどうしたいかを明確にわからせてあげたほうがいいという事。二つ目は、みんなのやる気を引き出して支えなさいという事です。

 

この経験から引っ張るリーダーより支えるリーダーになることが自分にしっくり来ていて、その意識を大切にしながらいろいろな活動を行っています。

 

他に大切にしている意識としては、敬われながらも愛されるリーダーになることですね。

 

ついていきたいと思ってもらえるってことです。引っ張るに関しては敬われることが必要だと思うんですけど、私は支えるに重点を置いているので、そのためには愛されることは特に大事になってくると思っています。

 

 

 

将来の目標はなんですか?

 

大きい目標というかこういう社会にしたい!!というビジョンがあって…

 

それは、全員のスタートラインをそろえる事なんです。

 

自分の立ってるスタートラインから努力しやすい環境を作るとかも、もちろん大事だと思いますが、力量は個人個人の問題だと思ってるんです。ですが、白人の方と黒人の方がアメリカで同じ分だけ頑張ってるのに行き着く先が違ったとか、お金の問題で学校に行きたいけど行けないとか、そもそものスタート地点の違いによりその子の将来行き着く先が変わってくることなどはあってはいけないことだと思います。

 

だからこそ日本と世界でも、日本の中でも全員のスタートラインをそろえたいという思いがずっとあります。

 

 

 

将来の目標のためにしていることはなんですか?

 

日本内では教育格差の問題で社会に出るときのスタートラインが違うことがあると思います。なので教育からアプローチしようと Thinkyo 愛知で活動していて、今は代表を務めています。

 

また、子どもたちのスタートラインをそろえたいという思いから、お父さんお母さんのサポートをしています。お母さんがパートタイムや専業主婦だけでなく、正社員として働きやすい環境を整えるべき、という思いからパパママ応援団長を名乗って活動をしています。

 

  

パパママを応援したいと身近に感じたことは何ですか?

 

去年の10月11月くらいに台湾研修に行ったときに、もともとジェンダーに興味があったこともあって、お母さんたちの現状を比較調査してみようと思いました。

 

産休、育休をどれだけとったか、家事分担の割合、職業形態の三つのアンケートを行ったのですが、一番大きな差が出たのが家事分担でした。

 

日本ではお母さんと家族で10:0〜8:2が大半なのに対して台湾では5割が5:5という数値が出ました。お母さんの職業形態がほとんど正社員という台湾に対して日本ではパートタイム、専業主婦が多いです。

 

逆に考えれば専業主婦だから家事が多いというのもあると思いますが、賃金が変わってきてしまうことも問題だと感じます。

 

日本の家庭内、お母さん、お父さんの現状を変えないといけないと思った一番の理由です。

 

また、ショッピングモールや公園で街頭アンケートをしたのですが、日本ではお母さんばかりだったのに対し、台湾は家族連れの方が多いという事が現地で目の当たりにできました。台湾ではベビーカーを押しているのがお父さんが多かったんですよ。

 

 

 

どんな違いでその問題が生まれてると思いますか?

 

明確にはわからないので予想ですが、色々な論文を読んでも結局“意識“だと思います。

 

「女の子なんだから家事ができて当たり前!」「男の子だから働かなきゃダメ!」という育て方をしたとか、そういうことによって形成されてきたジェンダーバイアスや男女の考え方の違いから意識の違いが生まれると思います。それこそ男の人って自分が働けるから家事ができる人がいいと思っている人もいると思うし…

意識とかが明確に数値として表れてしまっているのではないかなと思いますね。

 

 

 

自分が身に足りないと思うことはありますか?

自分にしかなくて、なにかずば抜けてできることが欲しいです。例えばピアノなら私に任せて!!とか…うらやましいですね。

 

あとは、一個これだというアイデアを思いつくと、他のアイデアが思い浮かばないところがあるのが悩みです。最初は多方面から考えれてたはずなのにだんだん一方面でしか考えられないので、考える方法を訓練して高めていきたいと思います。最近は”メモ魔”になれるくらいメモを取ることで考えの幅を広げられるように頑張っています。

 

もう1つ、イベント内でのファシリテーターはその人の考えを深める役割なんですけど、「そうなんですね!すごいと思う!」等のコメントで終わってしまっていたことに後悔しています。肯定は得意なんですけど考えを深めるとか、それこそ理解力も追いついてないのかなって最近思うんです。次はどうしたいかとか全体の事も考えていけたらもっと活躍できると思います。

 

 

 

直近のイベントはありますか?

 キャリア教育創造委員会を開催します。

キャリア教育というと同じものになりがちで私たちの中でも共通認識みたいなものができてしまっていると思います。体験活動や講演会などの受け身の教育がキャリア教育といえるのか?将来のビジョンに大きな影響を与えているのかという疑問があります。

教育関係者の方々と高校生が一緒になってキャリア教育とはそもそも何なのか、本当に必要なキャリア教育とは、など考えて練っていく議論型のイベントです。ぜひ参加していただけたらと思います。

日時:8月23日19:00~21:30

場所:zoom

対象:教育関係者、高校生

 

参加フォーム

 https://forms.gle/S7cywBCbFR6NmTrH6

 

 

一歩を踏み出せるエールをお願いします!

 

0から1はすごく難しいと思うけど、1から100は意外に簡単だったりします。

例えばスタートアップ社長と知り合いになって、一気に事業が展開していくというように自分が思うよりも何倍ものスピードで人脈が広がっていきます。私自身同じ志を持った仲間たちが増えてモチベーションも上がったし、向上心も上がって自分がイベントに参加するようになってから変わったなと感じます。

自分の目標を明確にして、私はこういうことがしたい!と訴えられるものがあれば、

踏み出しても怖いものはないと思います。そこでまた、いろいろな人と出会って自分のビジョンを見つめなおすことができます。

まずは、一歩踏み出してみて頑張ってください。私も一緒に頑張ります!!!

 

↓弥佑さんのTwitterアカウントはこちら↓

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 こちらのインタビューもどうぞ!

www.takamaru.tokyo